康楽館
小坂鉱山の厚生施設として1910年に誕生した国重要文化財。
外観はモダンな洋風、内部は純和風で伝統的な歌舞伎小屋の仕掛けを備える和洋折衷の珍しい建築様式が特徴。
一世紀を超えて今もなお現役の芝居小屋として常打芝居や豪華舞踊ショーが見られます。
開演前や終演後にガイドが館内の歴史や舞台装置などをご案内します。
回り舞台など昔ながらの舞台の仕掛けや歌舞伎役者のサインが残る楽屋は必見です。
【常打芝居公演日程】 2025年4月23日~10月28日
詳しい日時や出演者等の情報はこちらから
https://kosaka-mco.com/pages/331/#block1632
秋田犬の里
JR大館駅近くに2019年5月グランドオープンした「秋田犬の里」。
大館生まれの忠犬ハチ公が飼い主を待ち続けた大正時代の渋谷駅をモデルとして建てられた大館市の新しい観光交流施設です。
秋田犬のことを楽しく勉強できる秋田犬ミュージアムや可愛い秋田犬に会える秋田犬展示室、その他にも秋田犬関連グッズや名産品が買えるお土産コーナーもあり、秋田犬好きにはたまらない場所です。
敷地内には、旧東急電鉄株式会社(現:東急株式会社)が1954年から1986年までの間、運用していた鉄道車両「東急5000系」通称:青ガエルが展示されており、車内の見学もすることができます。(冬の間は冬眠するため見学不可)
他にも、旧小坂鉄道の廃線を活用した手こぎトロッコ体験(土日祝日)、小坂鉱山で採掘された鉱石等の貨物や、旅客輸送も行っていた小坂鉄道の歴史を展示するレールパークなど見どころたくさん!
市内の観光に便利なレンタサイクルの受付も施設内で行っています。
伊勢堂岱遺跡(ユネスコ世界文化遺産)
2021年7月にユネスコ世界文化遺産に登録された縄文時代後期前葉(約4,000年前)の環状列石を主体とする遺跡です。
これまでに4つの環状列石を中心に、配石遺構、掘立柱建物跡、土坑墓、柱穴、溝状遺構などが検出されています。
伊勢堂岱遺跡からは200点近くの土偶が出土していますが、土偶は何らかの願いを込めて壊されたのか、ほとんどは破片で完全な形に復元できたのは1点のみです。
ガイドと一緒の遺跡巡りのほか、「縄文館」では出土品の展示があり、土偶の巨大モニュメントが見学者をお迎えいたします。
2025年の伊勢堂岱遺跡の公開期間:2025年4月19日~10月31日
秋田犬会館
世界中の秋田犬に関する犬籍の登録及び血統書の発行や種の保存のための展覧会等の開催を行っている秋田犬保存会の本部事務局が入る建物。
1階では平日に保存会会員の飼い犬である秋田犬に出会うことができ、保存会公式のオリジナルグッズのショッピングも楽しめます。(秋田犬の体調により会えない可能性もございます)
2階では1923年に大館市で産まれた忠犬ハチ公に関する資料の展示や犬関連の漫画や書籍を楽しめるスペースがあり、3階では秋田犬の歴史から生態系まで詳しく紹介する資料などが展示されています。
会館前には大館市で生まれた忠犬ハチ公の銅像「望郷のハチ公像」があります。
像は生まれ故郷の大館市大子内の方向を向いています。
大館・小坂鉄道レールバイク
大人気のアクティビティ。
自転車を漕ぐようにして線路の上を進む、自分で列車を運転しているような楽しい乗り物です。
旧小坂鉄道の廃線を利用しています。
レールバイクに乗って長木渓流と美しい自然を満喫してみませんか。
【日本三大樹氷】森吉山阿仁スキー場の樹氷
森吉山には、1月上旬~3月上旬頃にかけてのみ出現する「樹氷」を鑑賞できるスポットがあります。
樹氷は、特定の条件下でのみ出現する自然現象で、アオモリトドマツという針葉樹の枝葉が、風雪によって表面が凍り、そこに着雪することで出現します。
その姿がまるで雪の怪物のように見えることから「スノーモンスター(Snow Monster)」として海外のかたにも知られています。
森吉山の樹氷は、蔵王(山形・宮城)や八甲田(青森)と並び「日本三大樹氷」に数えられています。
樹氷は基本的に、標高が高いところにしかできませんが、森吉山は阿仁スキー場のゴンドラを利用することで、容易に樹氷鑑賞にでかけることができます。
冬期間は、ゴンドラ山頂駅で長靴、スノーシュー、ストックが無料でレンタルできるのも嬉しいポイント。
有料でスキー、スノーボード等、スノーウェアも借りられますので、樹氷の間を通り抜けるバックカントリーを楽しむことができます。
また、キャビン付圧雪車で行くナイトツアーでは、普段見ることができない闇夜に浮かぶ白い樹氷を鑑賞することができます。(期間限定)
樹氷観賞
樹氷以外にも4シーズンすべてご利用いただけます。春には美しい花、夏には素晴らしい緑、秋には華やかに変化する紅葉をお見逃しなく。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ゴンドラで行く森吉山
くまくま園
1990年に阿仁熊牧場として開園し、2014年にくまくま園としてリニューアルオープンしました。
園内にはツキノワグマを観察できる熊山や、ガラス越しにヒグマを観察できるひぐま舎があります。
開園期間中は生まれたばかりの仔ぐまとふれあえるイベントの開催や園内で販売しているエサをツキノワグマにあげることもできます。
映画「マタギ」に出演した、故「ひぐまのゴン太」のお嫁さん花子も元気にお出迎えします。
秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線
2025年8月20日および9月2日に発生した大雨の影響により、列車の運行を行っている区間と、代行バスの運行を行っている区間がございます。詳しくは下記のリンク(秋田内陸線HP)をご覧ください。
最新情報はこちらから
https://www.akita-nairiku.com/
・鷹巣駅~合川駅(列車運行区間)
・合川駅~阿仁合駅(代行バス運行区間)※9月21日に再開予定
・阿仁合駅~上桧木内駅(列車運行区間)
・上桧木内駅~角館駅(代行バス運行区間)
全線再開は、10月中旬頃の予定です。詳細が決まり次第お知らせいたします(9月17日発表)
角館から鷹巣まで秋田県内陸部を縦貫する長さ94.2kmのローカル線。黒板塀が美しい古都・角館や森吉山麓のマタギ文化発祥の地など豊かな自然に恵まれています。車窓からの風景はまさに日本の原風景です。古き良き日本を体感する「山のリゾート列車」をご堪能ください。
【イベント列車もオススメ!】
沿線農家のお母さんたちがつくった旬の料理を車内で味わう大人気の「ごっつお玉手箱列車」の他、「利き酒列車」や「社長と行く!里山さんぽ」「田んぼアートを楽しむ『ぱん列車』」など、秋田の四季を楽しむイベントを多数実施しています。絶景の中電車に揺られながら、スペシャルな旅をお楽しみください。
秋田内陸線のイベント列車「スマイルレール」詳細と予約はこちら >>
【秋田内陸線沿線サイクリングコース】
秋田内陸線では2025年5月上旬から9月下旬にかけて、鉄道の車内に自転車を持ち込みができるサービスが始まります。詳しくは下記のチラシデータをご覧ください。
サイクルマップ_おもて
サイクルマップ_うら
[実施期間]2025年5月~9月下旬頃まで
[定数]1列車につき、先着限定5台
[申込先]阿仁合駅 TEL 0186-82-2136
※乗車する1時間前までに要申込
[区間]西鷹巣駅~角館駅
[対象列車]鷹巣・阿仁合・角館各駅の発車時刻が8:00~16:00までの列車
※観光車両「秋田マタギ号、EMI、秋田縄文号」は対象外
[利用料金]260円 ※乗車運賃は別途必要
酒こし舞
豊かな自然と独自の文化に恵まれた大館市粕田で、山内俊隆さん・トシさん夫妻が営む、ユーモアたっぷりの農家民宿「酒こし舞(さけこしまい)」。農業や山菜採り、薪割り、漬物作り、わら細工、書道、雪中かんじき体験など、季節に合わせたさまざまな体験を楽しみながら、日本・秋田の農村文化に深く親しむことができます。
宿に着いたら、まずはどんな風に過ごすかを山内さん夫妻と宿泊客が一緒に決めるのが、酒こし舞のスタイル。多彩な体験プランの中から、自分だけの楽しみかたを考えます。
夕飯は、本場のきりたんぽ鍋と味噌つけたんぽを一緒に作ります。地元の食材がたっぷり入ったおいしい郷土料理を思いっきり堪能した後は、大人気のパフォーマンスタイム。山内さんたちが、この地域に伝わる民舞や、ギター・篠笛などの演奏を披露してくれます。宿泊客も一緒になって盛り上がる様子は、海外のSNSでも広く注目を集めており、台湾や欧州など世界中から多くの宿泊客が訪れています。
石垣の塀には、これまで訪れた宿泊客たちによる絵やメッセージがズラリ。宿泊時にはぜひ、記念に想いを残していってくださいね。
<体験の例>
★春…田植え/山菜取り/ぶどうの透引作業/畑の畦・耕起作業/鍬の使い方指導
★夏…野菜収穫&料理(スイカ・トマト・ナスなど)/田んぼでトラクター運転体験
★秋…ぶどうの収穫/稲刈り/野菜収穫/大根漬物作り/藁細工
★冬…ぶどうの剪定/まき割り/カンジキ体験
奥秋田百笑
上小阿仁村にある奥秋田百笑(おくあきたひゃくわらい)は、上小阿仁村の特産品、食用ほおずきを栽培する「たじゅうろう農園」の鈴木孝明さん・大樹さん親子が経営する農家民宿です。村唯一の宿泊施設であり(※2024年10月現在)、ワーケーションでの長期滞在や農業体験ツアー、旅行客の宿泊など、幅広く利用されています。
農園では、食用ほおずきを中心にサツマイモやズッキーニなどを栽培しており、希望すれば農業体験も可能です。特に、鈴木さんが長年力を入れてきた無農薬・無化学肥料・除草剤不使用の食用ほおずきは、全国的にも珍しいフルーツ。黄金色の甘酸っぱい果実は、ぜひ一度食べていただきたい逸品です。
秋田市や大館市まで車で約1時間ほど、大館能代空港までは車で約30分ほどと、近隣各地への交通アクセスも良好。滞在時は周辺スポットを鈴木さんが案内してくれることも。自然に囲まれた上小阿仁村で、ゆっくり過ごしませんか。
【鈴木さんコメント】
「大自然豊かな上小阿仁村で、心身リフレッシュしませんか。非日常体験/半農半X農業体験、秘境近隣市町村観光等体験、キッチンカー・農泊直売所・道の駅で、かき氷/焼芋/野菜類の楽しい販売/薪割薪ストーブ体験/御先祖様の欅ウスキネによる餅つき/キリタンポ作り/サウナ(予定)樽風呂/五右衛門風呂/水風呂…各種体験の楽しさ満載です」