四方にガラス窓を配した展望台が特徴の昭和初期の本格木造建築物
桜櫓館は大館市、市政施行前の最後の町長を務めた桜場文蔵氏の私邸でした。
建築の特徴としては、2階の屋根に突き出るように四方にガラス窓を配した展望台を作ったことにあります。
桜櫓館という名称は、旧大館城の跡地である桂城公園が桜の名所であることと、桜場邸から文字を取った「桜」。
そして2階の屋根に突き抜けるように設けられた展望台の「櫓」。
この2つを合わせて命名されました。
桜櫓館は、大館旧市街地が度重なる大火に見舞われながらも奇跡的に残る、市街地では数少ない昭和初期の本格木造建築として貴重な存在です。
【住所】秋田県大館市字中城13-3
【電話番号】桜櫓館 0186-42-0319 / まちづくり課(お問合せ)0186-43-7135
【営業時間】10:00~16:00
【定休日】毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は開館し、翌日休館)
【特別定休日】年末年始 12月29日~1月3日
【ホームページ】https://www.city.odate.lg.jp/museum/information/relation/ourokan