MARUWWAニコメ
商店街の空き店舗をリノベーションした、ホワイトキューブのレンタルスペース。真っ白な壁に囲まれたシンプルな空間となっており、アート作品を展示するギャラリーやスタジオ、レンタルオフィスなど、自由な発想で活用されています。
2007年から大館市を中心に展開してきたアートプロジェクト「ゼロダテ」の拠点として使用されていた「ゼロダテ アートセンター」の跡地を、2019年に大館市2個目のコワーキングスペース「MARUWWAニコメ」としてリニューアル。2024年10月には「ニューニコメ」として、より幅広い使い方ができるレンタルスペースに生まれ変わりました。
「ニコメ」というネーミングには、大館市内で2個目のコワーキングスペースという意味のほか、家や会社とは別の2個目の場所という想いも込められています。
ペット(犬・猫など)の施設利用も原則OK。(※イベント内容によって条件が異なります。)
詳しいイベントや展示内容等はホームページでご確認ください。
デッカい秋田犬
大町商店街の一角にある、高さ4.6m×全長4.8mの巨大な秋田犬のオブジェです。2014年に開催された「大館・北秋田芸術祭2014『里に犬、山に熊』」の出展作品として、現代美術家の栗原良彰さんが制作。その後、地元ボランティアスタッフの協力を得て、2018年に完成しました。
作品のモデルになっているのは、当時同商店街にあったゼロダテアートセンター(現・MARUWWAニコメ)の看板犬「秋田犬のの」の仔犬時代の姿。主材料には、大館市内の北秋容器から提供されたリサイクル軽量資材・スーパーソルを使用しています。
「愛犬との散歩で人々が出会い会話が生まれるように、新しいコミュニケーションが生まれる場に」という想いを込めて制作された通り、現在も、フォトスポットとして訪れる観光客や、愛犬の散歩で立ち寄る地元住民の姿が見られます。
オブジェは、「こんな所に!?」と驚くような場所にあります。老舗店が並ぶ古き良き大町商店街の散策がてら、ぜひ探してみてくださいね。
としょ木漏れ日
JR奥羽本線白沢駅から徒歩5分。豊かな自然に囲まれながら、交通アクセスも良い場所にある「としょ木漏れ日」は、かつて吉田松陰が東北遊学の際に泊まった場所にある古民家を活用した、趣たっぷりの民泊施設です。
一階リビングには本がたくさん並び、「地域の茶の間」として開放されています。地域の人びとの交流の拠点になっており、高齢者や子育て世代向けのイベントが開催されることも。宿泊客も共有スペースとして利用でき、日当たり抜群の心地よい空間でのんびり自分の時間を過ごせます。
宿泊は一日一組限定で、客のプライベートを優先するスタイルです。高速Wifiも完備しているため、ワーケーションなど中長期の滞在にも対応可能。また、きりたんぽ作り体験付きの農泊スタイルでの滞在も可能です。
自然いっぱいののどかな環境の中で、ゆっくりと流れる時間を自由に満喫してください。
酒こし舞
豊かな自然と独自の文化に恵まれた大館市粕田で、山内俊隆さん・トシさん夫妻が営む、ユーモアたっぷりの農家民宿「酒こし舞(さけこしまい)」。農業や山菜採り、薪割り、漬物作り、わら細工、書道、雪中かんじき体験など、季節に合わせたさまざまな体験を楽しみながら、日本・秋田の農村文化に深く親しむことができます。
宿に着いたら、まずはどんな風に過ごすかを山内さん夫妻と宿泊客が一緒に決めるのが、酒こし舞のスタイル。多彩な体験プランの中から、自分だけの楽しみかたを考えます。
夕飯は、本場のきりたんぽ鍋と味噌つけたんぽを一緒に作ります。地元の食材がたっぷり入ったおいしい郷土料理を思いっきり堪能した後は、大人気のパフォーマンスタイム。山内さんたちが、この地域に伝わる民舞や、ギター・篠笛などの演奏を披露してくれます。宿泊客も一緒になって盛り上がる様子は、海外のSNSでも広く注目を集めており、台湾や欧州など世界中から多くの宿泊客が訪れています。
石垣の塀には、これまで訪れた宿泊客たちによる絵やメッセージがズラリ。宿泊時にはぜひ、記念に想いを残していってくださいね。
<体験の例>
★春…田植え/山菜取り/ぶどうの透引作業/畑の畦・耕起作業/鍬の使い方指導
★夏…野菜収穫&料理(スイカ・トマト・ナスなど)/田んぼでトラクター運転体験
★秋…ぶどうの収穫/稲刈り/野菜収穫/大根漬物作り/藁細工
★冬…ぶどうの剪定/まき割り/カンジキ体験
秋田犬保存会 秋田県北支部展覧会
毎年11月3日(祝)、大館駅前の観光交流施設・秋田犬の里の多目的広場で行われる、公益社団法人秋田犬保存会秋田県北支部主催の展覧会。国の天然記念物に指定されている秋田犬を本来の姿で受け継いでいくことや、秋田犬の普及などを目的に開催されています。午前に個体審査、午後に総合審査が行われ、立ち姿や顔貌、耳の立ちかた、走る姿などを、審査員が細かく確認。優れていると判断された秋田犬には賞が与えられます。順位をつけることで、飼い主たちは切磋琢磨しながらよりよい飼育を目指すことができます。
秋田犬保存会の支部は国内外の各地に点在しており、毎年開催される本部展に加えて、各支部ごとに展覧会が行われています。なかでも、秋田犬の本場である大館市に拠点をもつ県北支部の展覧会は注目度も高く、出陳する秋田犬たちの雄姿を見に訪れる多くの一般客の姿も。
触れ合いなどは行っていませんが、飼い主の許可を得た上で、待機中の秋田犬たちと触れ合えることもあります。多くの秋田犬を育てているブリーダーが、かわいらしい仔犬たちを連れてきていることもありますよ。
会場である秋田犬の里には、秋田犬をガラス越しに見られる秋田犬展示室や、秋田犬グッズが買えるお土産コーナー、観光案内所などが併設されています。大館観光と併せて、ぜひ秋田犬の美しい姿を見に来てください。
大館神明社例祭
毎年9月10日(宵祭り)・11日(本祭り)の二日間にわたって行われる、大館市の代表的な祭り。重さ1トンを超える豪華絢爛な奉納曳き山車(やま)と子ども神輿が市内を練り歩き、市中から聞こえる「大館囃子」が大館っ子の血を最高に沸き立たせます。また、歩行者天国となる大町商店街通りには露店がズラリと並び、多くの人でにぎわいを見せます。宵祭の「山車合同運行」「田乃坂越え」や、本祭の「絢爛囃子」「駅前大館囃子共演」「祭典祝い水」などのイベントも開催され、見どころが盛りだくさんのお祭りです。
大館総鎮守としてこの大館の土地を御守り続けてきた大館神明社。その神事として400年以上前から続く大館神明社例大祭は、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全を祈願する行事などが行われ、大館市の人びとにとって欠かすことのできない行事となっています。大館市の伝統文化と市民の熱気を、ぜひ味わいに来てください。
大鮎の里ふるさとまつり
毎年8月、お盆休みに合わせて大館市役所総合田代支所近くの旧河川敷公園で行われる「大鮎の里ふるさとまつり」。ふるさとへの帰省客らとともに盆踊りや打ち上げ花火を楽しみ、米代川で獲れた美味しい鮎を堪能できます。田代地域の夏の締めくくりとして、昔から地域住民に愛されてきた伝統的な祭りです。
一番の目玉は、大鮎をズラリと並べて炭火で焼き上げる「鮎の千匹焼き」。外はカリッと、中はジューシーに仕上がった塩焼きは、素材の味をそのまま味わえる絶品です。
飲食ブースやキッチンカー、体験ブースの出店も盛りだくさん。2024年は、地元のヒーロー「コウライザー」と一緒に遊べる縁日コーナーや、サバゲー体験、大きなボールの中に入って水上で遊べるアクアボール体験などが人気を集めました。
ステージでは田代地域の子どもたちによるお遊戯や吹奏楽演奏、江戸時代の参勤交代を模して早口川を渡る伝統行事「徒渡り(かちわたり)」のPR等が行われるほか、夜にかけてライブイベントやよさこい演舞等が披露されます。また、会場の中心に建てられたやぐらでは、嬉しいプレゼント付きの福まきも行われ、老若男女問わず盛り上がります。
夜にはやぐらを囲んで盆踊り大会も開催。飛び入り参加するも良し、ちょうちんの柔らかい光が照らす中でビアガーデンを楽しむのも良し。フィナーレに打ち上げられる花火も必見です。
昔ながらの風情あるお祭りを堪能して、ふるさと・田代の夏を締めくくりましょう!
石田ローズガーデン 大館バラまつり
約2,300平方メートルの面積に、1種1本を基本とした約500種類の多様なバラが華やかに咲き誇る石田ローズガーデン。元は大館市初の名誉市民である故石田博英氏の私庭でしたが、1995年にバラが遺族から市に寄贈され、現在は市が管理しています。
毎年6月と10月には「大館バラまつり」が開催され、色とりどりのバラと園内に広がる優雅な香りが訪れる人々を魅了します。
最も多くのバラが見頃を迎える毎年6月に開催される「大館バラまつり シーズン1」の期間中は、園内にある「石田ローズカフェ」がオープン。美味しいランチやコーヒーに加え、バラをイメージした「石田ローズソフト」、ハートの花びらが入った「恋するローズサイダー」、バラの香り漂う「石田ローズビール」など、バラの季節を存分に堪能できるメニューとお土産が並びます。
また、バラの苗木販売や、バラの愛好家でもある大館市の老舗菓子店「大鳳堂」による「ばら乃餅」の販売も。毎週末の夜にはライトアップイベント「ナイトガーデン」も開催されます。
秋に見頃を迎えるバラを堪能できる「大館バラまつり シーズン2」は、毎年10月に開催されます。秋のバラは色鮮やかで、香りは控えめ。初夏のバラとは一味違った大人の表情を見せてくれます。
肉×博 肉の博覧会inおおだて
観光施設「秋田犬の里」の多目的広場に多種多様な肉料理が勢揃いする、年に一度の大規模イベント。比内地鶏や秋田牛、大館さくら豚といった秋田・大館のブランド肉に加え、地元民のソウルフードである馬肉料理や加工肉など、ありとあらゆる肉を心ゆくまで味わえます。
手ぶらでバーベキューが楽しめるエリア「やぎにぐ村」では、秋田を代表するブランド肉である、比内地鶏・大館さくら豚・秋田牛の3種が一度に味わえるセットを販売。肉が焼ける香ばしい匂いが食欲を誘います。
「出店村」には毎年約50ものさまざまな出店とキッチンカーが集います。特に、比内地鶏を丸鶏のまま鉄串に刺し、炭火でじっくりと焼き上げる「千羽焼き」は圧巻。他にも、ステーキ、揚げ物、串モノと、美味しいものがズラリと並びます。
特設ステージでは、なまはげ太鼓やライブ、ストリートダンス、ヒーローショーなど、地元のアーティストを中心に熱演を繰り広げます。2024年には秋田職業能力開発短期大学校の学生主催の参加型イベントも開催され、大いに盛り上がりました。
会場では豪華お肉セットが当たる大抽選会も開催。肉好きにはたまらない二日間です。
ひない渡辺農園 いちご狩り
毎年5~6月にいちご狩りが楽しめる農園施設。秋田生まれのいちご「はるみ」を、30分食べ放題でお腹いっぱいになるまで味わえます。
「はるみ」は、寒冷地で美味しく育つようにと秋田県立大学が開発した品種。甘みと酸味をしっかり含んだ美味しいいちごです。あまり市場に出回らないため、「幻のいちご」と呼ばれることも。採れたてを口に含むと、ジューシーな甘酸っぱさが口の中に広がります。
自前の堆肥場で熟成させたこだわりの肥料と、汲み上げた綺麗な地下水で、数十種類の野菜や山菜、花卉を栽培しているひない渡辺農園。いちご狩りの際には、スナップエンドウなど、農園で収穫したばかりの野菜をお土産に購入できることもあります(※収穫状況による)。自然に囲まれた広大な農園で、気軽に楽しめるいちご狩り体験。子ども連れのファミリーはもちろん、カップルやグループ旅行にもオススメです。
※完全予約制。
>> 2024年のいちご狩り体験レポートはこちら