廃線跡に咲く初夏の絶景
かつて、大館市と小坂町を結び、地域の暮らしを支えた旧小坂鉄道の沿線で、色とりどりのあじさいが咲き誇り、訪れる人々を優しく迎えるスポット「あじさいレールロード」。
このあじさいは、地域住民による「あじさいレールロードプロジェクト」によって植えられたもの。レールの両側に約3,000本のあじさいを咲かせることを目標に、少しずつ植樹が進められており、現在では約2,400本が根付き、美しい景観を形成しています。
あじさいの見頃に合わせて開催される「旧小坂鉄道沿線あじさい祭り」では、あじさいの鑑賞だけでなく、植樹体験や地域ならではのイベントも実施されます。自分で植えたあじさいに名前を付けることができる植樹祭や、鉄道グッズの販売、レールバイク乗車体験企画など、世代を問わず楽しめる内容が魅力です。
2026年は、「小坂鉱山鉄道鍋」が初出店し、県産の食材を用いて作られたスペインの伝統料理「ソパ・デ・アホ」を楽しむことも。
旧小坂鉄道は、かつて鉱山の物資輸送や人々の生活を支えた重要な路線でしたが、時代の変化により2009年に廃線となりました。現在はその歴史を活かし、観光資源として新たな価値を生み出しています。
線路とあじさいが織りなす風景は、どこか懐かしく、心を和ませてくれる特別な空間。写真撮影スポットとしても人気で、鉄道遺産と自然が融合したここでしか見られない景色を楽しむことができます。
初夏の奥秋田エリアを訪れる際は、ぜひ「旧小坂鉄道沿線あじさい祭り」に足を運び、地域の想いが詰まった花の景色を体感してみてください。
【開催時期】2026年6月28日(日)9:00~15:00
・第一部 植樹祭 9:00~10:20
・第二部 イベント10:30~15:00
【主催】岱野駅前プロジェクト、長木公民館
※開催内容・日程は年によって異なるため、最新情報をご確認ください。