かまぶく
かまぶくは米粉を使った伝統的なお菓子です。
かまぼこに見立てて作られています。
正式名称は「かまぼこ」ですが、秋田弁で「かまぶく」と呼ばれています。
もちもちで優しい美味しさのかまぶく。ちょうどいい甘さです。
ごま味やかぼちゃ味といった種類も。
お気に入りの味のかまぶくを探してみてください。
えごま油
オメガ3系脂肪酸「α-リノレン酸」を豊富に含む「えごま油」。
血液の流れをよくします。
オメガ3は人間の体内でつくられないため、食物からとる必要があります(=必須脂肪酸)。
食品ではサバやイワシなどの青魚に多く含まれていますが、現代人に不足しがちな栄養素です。
そこで、オメガ3(α-リノレン酸)を多く含む「えごま油」が注目されているのです。
加熱するとαーリノレン酸が壊れてしまうので、かける・和えるといった方法でお召し上がりください。
しょうゆと合わせ、ドレッシングとしてお召し上がりいただくのもおすすめです。
上小阿仁村産「えごま」から搾油したえごま油。生搾り・無添加の新鮮えごま油です。
道の駅で豊富な特産品とご一緒に売られています。
あきたのリンゴ
リンゴと言えば青森が有名ですが、気候の似ている秋田県北部もリンゴの名産地なのです。特に大館市中山地区と北秋田市伏影地区にはリンゴ畑が広がっています。
昼夜で寒暖差の激しくなるこれらの地区で育つリンゴは甘みが凝縮されるのが特徴。他よりも甘くなり、皮の色も濃くなると言われています。
これらの地区では最大30種のリンゴが育てられていますが、秋田で品種改良され、そのほとんどが秋田県内で育てられる品種「あきた紅あかり」は強い甘みと程よい酸味のバランスが絶妙。
秋田で味わってもらいたいグルメの一つです。
リンゴの果実が食べられるのは秋から春までになりますが、もぎたてを絞った100%リンゴジュースは一年中楽しめます。
北鹿の日本酒
北鹿は大館市の中心部有浦に居を構える酒造会社です。昔から米どころ酒どころとして知られていた秋田県でもなじみ深い日本酒です。 北鹿は日本酒メーカーとしては決して大きくはありませんが、様々なことに挑戦し続けている酒蔵です。
その一つが「雪中貯蔵」。
冬の初めに仕込んだお酒を十和田湖まで運び、深い雪の中に貯蔵、熟成させます。
雪の中は気温と湿度が一定で、日本酒の熟成には最適の環境。酵母が生きた生酒のまま初春まで熟成さ、まろやかな味に仕上がります。
他にも日本酒の技術の最高峰、大吟醸酒を沢山の人に味わって楽しんでもらいたいとの思いから、試行錯誤の末生み出された「大吟醸北秋田」はリーズナブルな価格設定と相まって、日本で一番売れている大吟醸酒でもあります。
新鮮なフルーツを思わせる豊かな吟醸香と爽やかで透明感のある味わいを1000円以下で味わえるのは北鹿の努力の結晶とも言えます。
秋田犬の里とコラボしたお酒や他にも様々なラインナップのある北鹿の日本酒。
大館の地酒として是非とも味わってみてください。
中山梨
秋田県の北部に位置する大館市中山地区。
そこで採れた梨の総称を「中山梨」、地元では「北限の梨」とも呼びます。
この地区では気温の寒暖差が大きいため水分が多く甘みが凝縮した梨が栽培できます。
中山梨は明治時代に栽培が始まり、100年以上の歴史を持ちます。
品評会などでも高い評価を受けており、良質な梨と認められています。
とんぶり
畑のキャビアに例えられるとんぶりはホウキギ(ホウキグサとも)の実を丁寧に処理して食べられるようになります。
ホウキグサはその名の通りホウキの材料になる植物。
乾燥させたものを束ねてホウキを作ります。秋になると小さな実がたくさん付く。
これを食べられるように加工するようになったのは大館の比内地方が始まりとされ、今でも名産地として知られています。
プチプチとした食感はまさに魚の卵のよう。
名前の由来も唐(中国)から来たブリコ(ハタハタの卵)の「トウブリコ」であるとされています。
食物繊維と抗酸化物質が豊富な健康食として人気のとんぶりはとろろとの相性がばっちりです。是非とも本場で味わってください。
根曲がり竹
正式名所「イネ科タケ亜科ササ属チシマザサ」。
地方によっては姫竹や月山竹とも呼ばれ古くから山菜として親しまれてきました。
大館市田代エリアでは白神山系標高1178メートルの田代岳がそびえ、その山の斜面に群生するタケノコは、根元から曲がって生えるため、地元では「根曲がり竹」と呼ばれています。
雪深い場所で生育するため水分を多く吸収し、一般的なタケノコよりも柔らかく甘みがあるのが特徴です。
また、香り豊かでエグミが少ないため、そのまま料理して食べることができます。
西根打刃物製作所
マタギの魂「又鬼山刀」。
自身もマタギであったナガサ鍛冶三代目西根稔氏の作業場が、故人が生前使用していたままの姿で保存され、見学する事もできます。
現在、奥様の誠子さんが大切に管理しており、又鬼山刀の説明はもちろん、又鬼でもありナガサ鍛冶でもあった稔さんの貴重なお話を聞かせてくれます。
販売もしており購入する事も出来ますが、まずはマタギの魂に触れに、優しい誠子さんの笑顔に会いにいらして下さい。
秋田の市日(いちび)
400年以上の歴史があるのもございます。
新鮮な果物や魚介、山菜、お餅、豊富な種類の商品が並びます。
おいしいお菓子もありますよ!
北秋田での文化と生活を体験できます。