ゴンドラで行く森吉山
秋田県の中央東部にそびえる森吉山(1,454m)は、火山活動によって形成された山です。
花の百名山として有名で、初春から晩夏にかけ野花が咲き乱れます。
紅葉の名所としても知られる森吉山。秋には多くの人が訪れます。
冬には、ゴンドラを利用してスキーやスノーボードを楽しむこともできます!
山頂まではゴンドラで15分。どなたでも気軽に美しい森吉山を堪能できます。
冬期限定!森吉山の樹氷
日本三大樹氷のひとつである森吉山。
樹氷ができるための条件はいくつかあり、これらを満たす場所は世界的にも希少です。
広大な森吉山に広がる巨大な樹氷群の絶景を、ぜひゴンドラに乗ってご堪能ください。
現地までは、JR鷹巣駅・大館能代空港・秋田内陸線阿仁合駅を発着する森吉山シャトルが便利です。
https://campaign.nearme.jp/mtmoriyoshi
伊勢堂岱遺跡(ユネスコ世界文化遺産)
2021年7月にユネスコ世界文化遺産に登録された縄文時代後期前葉(約4,000年前)の環状列石を主体とする遺跡です。
これまでに4つの環状列石を中心に、配石遺構、掘立柱建物跡、土坑墓、柱穴、溝状遺構などが検出されています。
伊勢堂岱遺跡からは200点近くの土偶が出土していますが、土偶は何らかの願いを込めて壊されたのか、ほとんどは破片で完全な形に復元できたのは1点のみです。
ガイドと一緒の遺跡巡りのほか、「縄文館」では出土品の展示があり、土偶の巨大モニュメントが見学者をお迎えいたします。
2025年の伊勢堂岱遺跡の公開期間:2025年4月19日~10月31日
【日本三大樹氷】森吉山阿仁スキー場の樹氷
森吉山には、1月上旬~3月上旬頃にかけてのみ出現する「樹氷」を鑑賞できるスポットがあります。
樹氷は、特定の条件下でのみ出現する自然現象で、アオモリトドマツという針葉樹の枝葉が、風雪によって表面が凍り、そこに着雪することで出現します。
その姿がまるで雪の怪物のように見えることから「スノーモンスター(Snow Monster)」として海外のかたにも知られています。
森吉山の樹氷は、蔵王(山形・宮城)や八甲田(青森)と並び「日本三大樹氷」に数えられています。
樹氷は基本的に、標高が高いところにしかできませんが、森吉山は阿仁スキー場のゴンドラを利用することで、容易に樹氷鑑賞にでかけることができます。
冬期間は、ゴンドラ山頂駅で長靴、スノーシュー、ストックが無料でレンタルできるのも嬉しいポイント。
有料でスキー、スノーボード等、スノーウェアも借りられますので、樹氷の間を通り抜けるバックカントリーを楽しむことができます。
また、キャビン付圧雪車で行くナイトツアーでは、普段見ることができない闇夜に浮かぶ白い樹氷を鑑賞することができます。(期間限定)
樹氷観賞
樹氷以外にも4シーズンすべてご利用いただけます。春には美しい花、夏には素晴らしい緑、秋には華やかに変化する紅葉をお見逃しなく。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ゴンドラで行く森吉山
くまくま園
1990年に阿仁熊牧場として開園し、2014年にくまくま園としてリニューアルオープンしました。
園内にはツキノワグマを観察できる熊山や、ガラス越しにヒグマを観察できるひぐま舎があります。
開園期間中は生まれたばかりの仔ぐまとふれあえるイベントの開催や園内で販売しているエサをツキノワグマにあげることもできます。
映画「マタギ」に出演した、故「ひぐまのゴン太」のお嫁さん花子も元気にお出迎えします。
バター餅
北秋田のご当地スイーツといえば「バター餅」。
たてのお餅にバター、砂糖、卵などを練り込んでカットしたもので、日本バター餅協会に認定されているお店は13店舗ほどあります。
作り手によって原材料が異なり、味、柔らかさ、色、香りなどがそれぞれのお店で違うので、好みのものを見つけるのも楽しみです。
どれも薄いクリーム色をしていて、バター風味と独特のふわもち食感が人気です。
秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線
2025年9月2日に発生した大雨の影響で鷹巣~上桧木内間で列車の運転を見合わせております。運転再開は9月3日の午後以降になる見込みです。(9月2日現在)
最新情報はこちらから
https://www.akita-nairiku.com/
2025年8月20日に発生した大雨の影響により、鷹巣駅から上桧木内駅間のみ運行しております。
上桧木内駅~角館駅間は運行しておりませんのでご注意ください。(9月1日現在)
全線再開は、9月中旬頃の予定です。詳細が決まり次第お知らせいたします(8月29日発表)
角館から鷹巣まで秋田県内陸部を縦貫する長さ94.2kmのローカル線。黒板塀が美しい古都・角館や森吉山麓のマタギ文化発祥の地など豊かな自然に恵まれています。車窓からの風景はまさに日本の原風景です。古き良き日本を体感する「山のリゾート列車」をご堪能ください。
【イベント列車もオススメ!】
沿線農家のお母さんたちがつくった旬の料理を車内で味わう大人気の「ごっつお玉手箱列車」の他、「利き酒列車」や「社長と行く!里山さんぽ」「田んぼアートを楽しむ『ぱん列車』」など、秋田の四季を楽しむイベントを多数実施しています。絶景の中電車に揺られながら、スペシャルな旅をお楽しみください。
秋田内陸線のイベント列車「スマイルレール」詳細と予約はこちら >>
【秋田内陸線沿線サイクリングコース】
秋田内陸線では2025年5月上旬から9月下旬にかけて、鉄道の車内に自転車を持ち込みができるサービスが始まります。詳しくは下記のチラシデータをご覧ください。
サイクルマップ_おもて
サイクルマップ_うら
[実施期間]2025年5月~9月下旬頃まで
[定数]1列車につき、先着限定5台
[申込先]阿仁合駅 TEL 0186-82-2136
※乗車する1時間前までに要申込
[区間]西鷹巣駅~角館駅
[対象列車]鷹巣・阿仁合・角館各駅の発車時刻が8:00~16:00までの列車
※観光車両「秋田マタギ号、EMI、秋田縄文号」は対象外
[利用料金]260円 ※乗車運賃は別途必要
了月舎農園 INN&ACTIVITY
北秋田市阿仁小様集落にある「了月舎(りょうげつしゃ)農園 INN&ACTIVITY」は、奥山での暮らしと自然、マタギの文化を体験を通じて深く知ることができる農家民泊です。マタギ文化に憧れて阿仁に移住し、マタギとして活動しながら農園を営んでいる木村望さんが、妻の張了了さんと一緒に始めました。
宿泊だけでなく地域の魅力を体験してもらうことを重視しており、木村さんが経営する農園での農業体験や、四季美湖(森吉山ダム)でのSUP・カヤック、大自然の中でのテントサウナなど、さまざまなアクティビティを宿泊者に提供。また、マタギ文化や動物、狩猟など、現役のマタギならではの話もじっくり聞くことができます。
建物は築120年の古民家をリノベーション。新設のシャワールームを備えるほか、近隣の温泉施設も案内してくれます。田んぼと川に囲まれた静かな農村地域で、渓谷のせせらぎをBGMに里山の自然を思いっきり満喫したい方にオススメです。
Serisawaya
北秋田市芹沢集落にある「Serisawaya」は、自然豊かな農村地域の魅力を存分に感じられる民泊施設です。周辺は田んぼと山に囲まれており、空気は澄み切っていてとても静か。近隣にはホタルが訪れるスポットもあります。庭の畑にはナスやきゅうり、枝豆、じゃがいもなど、多くの野菜が植えられており、希望すれば収穫体験も可能。時間を忘れてのんびり滞在したい方や、田舎暮らしを疑似体験してみたい方にもオススメです。
秋田市まで車で1時間強、能代市や大館市まで車で40分程度と、周辺地域へのアクセス性も良好。夏は東北の夏祭りを回る旅に、冬は阿仁スキー場の利用にと、さまざまな旅の拠点としてお使いいただけます。滞在時はひと続きになった2つの和室(各8畳)を自由に使えるほか、バス・キッチン等の共同スペースも利用可能(※ホスト家族と共用)。荷物の多い方にも最適です。築年数は50年ほどですが、水回りはリフォーム済みで快適に過ごせます。
ホストは空き家活用事業などを行っている高谷大さん。自身の実家であり、今も両親など家族が暮らす家を、民泊として活用しています。宿泊客がいる時は高谷さん自身も滞在してサポートしてくれるそう。「長年地域に関わる仕事をしてきたので、北秋田市はもちろん、県内各地のスポットを幅広く案内できます。観光プランが決まっていない方もお気軽にご相談ください。英語での対応も可能です」と、高谷さん。その他気になる点は、お気軽に宿までお問い合わせください。
Pizzeria Bosco del nord
2022年、北欧の杜公園から車で約2分の場所にオープンしたピッツェリア Pizzeria Bosco del nord(ボスコ デル ノールド)。一つひとつ生地から手作りし、電気式の石窯で焼き上げるピザは、モッチリした食感がたまらない絶品です。メニューはマルゲリータやペスカトーレなどオーソドックスなナポリピザをベースに、県産や北秋田産の食材を使用した創作ピザも提供。なかでも北秋田市の特産品である阿仁味噌を使ったピザは、和の風味とイタリアンチーズがマッチした人気の一枚です。ピザだけでなく、生パスタやドルチェ、ドリンクも豊富です。
空き家となっていたログハウスを改装した店内は、雰囲気も居心地も抜群。解放感のあるテラス席が設置されており、ペット連れの利用も大歓迎です。また、ピザはテイクアウトもOK。北欧の杜公園でのキャンプやピクニックのお供にもオススメです。
金・土曜限定で販売しているパンも大人気。国産の材料のみを使い、無添加・無着色で焼き上げており、パンを目当てに訪れるお客さんも。また、無添加・無着色のワンちゃんのおやつ「R-ONE」の商品も販売しているので、愛犬家の皆さんもぜひお立ち寄りください。
北秋田市縄文まつり
世界文化遺産である「伊勢堂岱遺跡(いせどうたいいせき)」や縄文文化に関心を持ってもらおうと、ガイダンス施設「伊勢堂岱縄文館」を会場に毎年行われているイベント。
土器・土偶づくりや勾玉づくり、カラムシ織り体験など、縄文人の生活文化を体験できるコーナーが多数設けられ、子どもからお年寄りまで楽しめます。さらに、普段は入ることのできない環状列石の中に入り、中から見学できる特別体験も行われます。
会場では数量限定でクマ鍋などの縄文料理がふるまわれ、毎年行列ができるほどの人気です。
また、地元の清鷹小学校によるブースでは、子どもたちが作った縄文グッズの販売や、ゲーム・クイズなどの体験も。北秋田の子どもたちにとって貴重な体験学習の場にもなっています。ジュニアボランティアガイドが作った縄文土器の展示も見どころです。
そのほか、キッチンカーやグッズ販売、写真展示、ダンスコンサートなど、さまざまな出店とステージイベントが会場を盛り上げます。
縄文文化を身近に感じながら誰でも楽しめるイベントなので、ぜひご家族で足を運んでみてください。
第23回縄文まつりチラシ(クリックorタップ)
●縄文料理 クマ鍋(限定100食)
10:30 引換券配布
11:00 提供開始
●ガイドと行く!伊勢堂岱遺跡のイチ推し巡り
1回目 10:30~
2回目 11:15~
3回目 12:30~
●コンサート 10:30~11:30
●抽選会 11:40~
秋田内陸線に乗車して来場した人限定の大抽選会
縄文体験青空教室 10:00~14:00
・土器土偶づくり
・勾玉づくり
・カラムシ織り体験
・縄文写真
・清鷹小学校ブース